数年前に出身研究室の学生から「Technical Writingを学ぶための資料を探している」と聞き,当時,自分なりにまとめたもの(以下,資料集)をブログ用に再編・加筆し公開しようと思います.
最初は役立つリンクだけを張って終わりにしようと思ったのですが,書いているうちに伝えたいことが増えていき,ドキュメント形式になってしまいました.あくまでもAR研究者の私個人の考えが書かれたものなので,分野や研究室の方針にそぐわない内容もあるかと思いますが悪しからず.
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最初は役立つリンクだけを張って終わりにしようと思ったのですが,書いているうちに伝えたいことが増えていき,ドキュメント形式になってしまいました.あくまでもAR研究者の私個人の考えが書かれたものなので,分野や研究室の方針にそぐわない内容もあるかと思いますが悪しからず.
続きを読むLearned Perceptual Image Patch Similarity (LPIPS)を使ってみた.環境を用意するのが面倒なのでGoogle Colabを使う.基本的には公式のGitのREADME.mdのやり方に沿うだけだが,日本語の記事もあまり見ないので,備忘も兼ねて残すことにする.
続きを読む普段はソースコードからCMakeを使ってOpenCVライブラリをビルドするのですが,今まで使ったことがなかったvcpkgパッケージマネージャを使ってみようと思い実践しました.
vcpkgはMicrosoftが提供するC++用ライブラリのパッケージマネージャです.これを用いる主な利点としては,普通,手動で設定するライブラリへのリンクを自動で行ってくれるというところ.バイバイCMake!!
つまり,vcpkgでOpenCVをインストールしたとすると,あとは,#include <opencv2/opencv.hpp>
とコード内で書くだけで,勝手にリンクの設定をしてくれる.
vcpkgをインストールするには,GitHubのVcpkgリポジトリから自分のPCのOSに合ったものをダウンロードし,任意のフォルダに解凍しておくだけ.
vcpkgをインストールするには,公式にある以下のコマンドを打つだけ.
> git clone https://github.com/microsoft/vcpkg > .\vcpkg\bootstrap-vcpkg.bat
C:/vcpkg
vcpkg install opencv4[cuda,world,openmp]:x64-windows
を実行
[ ]
内はオプションなのでなくてもよいvcpkg integrate install
単純ですが,以上です.Visual Studioを開きC++コード内に#include <opencv2/opencv.hpp>
と書くだけで,OpenCVが使えました!